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セルランの人気アプリは儲かってるのか?

遊んでいるアプリが順調に運営されているのかは気になるものです。

とあるゲームアプリを題材に体制や売上、費用を妄想してみました。

参考ゲームアプリについて

ジャンル: 美少女シューティングRPG

シューティングですがガチャでキャラを入手してデッキを組みステージを進めていくある意味オーソドックスなソシャゲシステムです。

売上情報などが公開されており開発の人員規模が30名と関係者のLinkedInで記載されていましたので参考にします。

●「ゴシックは魔法乙女」
(中略)
◇規模:30名

出典: linkedin

初期開発と月間費用

スタッフ30人の内訳(妄想)

職種人数月間コスト(万円)
プロデューサー1100
ディレクター1100
サブディレクター3300
プランナー7700
クライアントエンジニア4400
サーバーエンジニア3300
デザイナー5500
サウンドクリエーター150
テスター5150
合計302600

*1人あたりの月間コストを100万円
*サウンドクリエイターは掛け持ちで50万円
*テスターはアルバイトで30万円

月間の人件費

上記チームの人件費

2600万円

初期開発費用

開発期間を1年間と想定(2600万円×12ヶ月)

3.12億円

月間運用費用

2600万円+サーバー費用+広告宣伝費

詳しくは後述しますが人件費以外にも掛かる費用があります。

課金売上と収支

ケイブ社から発表されている数字を元に計算します。

2019年5月期第1四半期決算短信

第1四半期の業績は売上高577百万円
当社の業績は2018年5月期において『ゴシックは魔法乙女』1タイトルが売上高の70%以上を占めており、『ゴシックは魔法乙女』の動向によって会社業績が大きく左右される状況となっております。

出典: 日経会社情報

収入

項目金額
3ヶ月合計売上5.77億×70%=4.039億
1ヶ月平均売上約1.35億円

支出

項目金額
ストア手数料4050万円
人件費2600万円
サーバー費100万円
広告宣伝費1350万円
合計8100万円

*ストア手数料は課金売上からApple/Googleに30%支払います
*サーバー費用は適当(詳しくはまたの機会に)
*広告宣伝費は売上の10%を使用

月間収支

5400万円

これが月間の売上総利益になります。

結構儲かっているように見えますが初期にかけた費用3.12億円を回収するためには・・・

収支シミュレーション

gomaotsu-pl.png

黒字になるのは6ヶ月目

セルランが安定している事が前提ですので、失速したり上記よりも売上が低ければ更に期間が掛かります。人件費やサーバー費をまかなえない課金売上だと赤字となり永遠に回収できません・・・

ゲームによってはグッズやライブなどでも収入を得るケースもありますので一概には言えませんが、回収見込みが無いアプリはサービス終了も視野に入ります。

gomaotsu-graph.png

毎月の売上やセルランのグラフ推移はスマホアプリのHPです。遊んでいるアプリは大丈夫そうでしょうか。

注意事項

参考

広告宣伝費

グリーは売上に対して20%と、かなり積極的に広告宣伝費を使っていたことがわかります。gumiも大きいですね。

6社の平均は概ね10%前後となっていますが、戦いの場がガラケーからスマートフォンに映った2013年度以降の方が、広告費の比率は少し大きくなっているように見えます。

出典: stockclip


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